インフルエンザとは、風邪とは違う特徴が現れます。
インフルエンザの主な症状は、38℃以上の発熱、関節痛、筋肉痛、頭痛などです。
インフルエンザの特徴としては、全身症状が起こります。
高齢者がインフルエンザになると、細菌による2次感染で肺炎を引き起こし、死亡する場合もあります。
2009年4月にアメリカとメキシコで確認された新型インフルエンザA(H1N1)については、短期の間に世界中に拡大し、WHO(世界保健機関)は、2009年6月11日までで、74の国と地域にこのインフルエンザが拡大したと発表しました。
日本では、5月にこのインフルエンザ感染者が見つかり、8月に入ってから感染者が増加し始めて、9月には急速に拡大していきました。
●子供の発症
発症したおよそ60%が14歳までの子供で、特に5歳から9歳が多く、高齢者と比べると重症化は少なかったです。
しかし、基礎疾患を持っている子供については重症化するケースがみられたり、また、基礎疾患がなくても急にインフルエンザ性肺炎や脳症になった子供もいました。
新型インフルエンザによる脳症は、小学生の年代に多く起きた症状です。
●大人の発症
加齢と共に発症する人は少なかったです。
しかし、60歳代以上になると入院する割合が高くなり、40歳以降で死亡した人多くは、糖尿病やぜんそくなどの基礎疾患を持つ人でした。
●妊娠中、女性の発症
海外において、新型インフルエンザの重症化した妊娠中の女性が多くいたことが報告されています。
しかし、日本では妊娠中の女性の入院は少なく、死亡した人、人工呼吸を受けた人などの報告はありません。
●死亡率が低い日本
報告されている日本における死亡者数は、10年6月末現在で200人です。
人口10万人に対する死亡率は0.15です。
アメリカは、3.96、カナダは1.32、メキシコ1.05という数値と比べるととても低い数値となっています。
死亡率が低い理由としては、「医療を誰もが受けやすい環境」「病気予防や衛生の意識が高い」「手洗い励行」などです。
この新型インフルエンザAについては、季節性インフルエンザと似ている部分と違う部分があり、まだ分かっていないこともあります。